咀嚼音フェチのあの子


誰の共感も得られないんだけど、高校時代の淡い思い出の供養のために書く。

高校の放課後、隣のクラスにいる友だちのところでポテチを食べながらくっちゃべってた。

すると山田さん(仮名)が声をかけてきた。
「トジコモリンくん?すごい良い音でポテチ食べるね!」

それがファーストコンタクト。
もともと共通の友達は結構多く、お互い名前くらいは知っていたけど、ちゃんと話したのはそれが初めて。

それ以来、時折山田さんは俺にポテチを持って来て話すようになった。

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