AI生成文章の「不気味の谷」と、対応策4つ


生成AIでの画像作成・文書作成をしていて思った。文章にも不気味の谷があって、結構想定外に生成AI組み込んだシステムの使用感を下げてしまう

なので、その概要と小手先での対応を書いた

不気味の谷とは

※「不気味の谷」とは、人間ぽいけど人間じゃないものに対して感じる気持ち悪さを表す言葉。雑に書いた似顔絵よりも、精密だけど微妙にオカシイ絵の方がキモさ怖さ感じたりするやつ

対策した

で、この不気味の谷をクリアする方法として小手先での対応方法をいくつかやってみたので、割とアリかも?というのをまとめた

1. 箇条書きや構造化テキストにする
これが鉄板かも。人間らしさを排除すれば気持ち悪さを抑えられる

2. AIにキャラ付けする: 語尾と喋り方を個性的にする
文体を漫画やアニメのキャラみたいにすると、おかしくてもまぁ許せる

3. AIにキャラ付けする: 視覚で伝える
なんかキャラの画像に喋らせる感じで常に視覚で伝え続けると、気持ち悪さが緩和される

4. 人間が校正する
良くなる
けど、生成AI使うメリット (低コスト・オンデマンド・ノーメンテ・迅速) が消える

小手先なんだけどね

4 以外は「人が作った物にどれだけ近いか」のスコアを下げる対応だし、4は生成AIの良さを殺すし、サンプル数は 3 の主観100%でお届けという、小手先対応なのだけど、現実問題困ってたらすがる藁くらいにはなるかも

本格対応は、めちゃ頭いい人やお金が無限にある企業様がやってくださる!でしょう!


【解決】 WireGuard + Nginx での通信エラー


結論

現象
WireGuard server で インターネットアクセスを受け、WireGuard clientに nginxリバースプロキシする構成で、POST通信だけが失敗しました

解決策
WireGuard のMTUを下げることで解決しました

適切なMTUはネットワーク環境毎に異なります。タイミングによって経路が変わりMTUも変わりうるというのが個人的なドハマりポイントでした

送信するネットワーク環境毎の適切なMTUを調べるには以下コマンドが有用です

ping -M do -s "MTUとして試したい数値" -c 3 "送信先サーバ"

イーサネットのMTUサイズを超えていたら “Message too long” が出ます
環境によっては serverのMTUを下げた方が良いケースもあるはずです

ただ、経路によってMTUは変わるため、何度か時間を変えて試す必要がありました
良い方法ある方教えて下さいませ

(原因は WireGuardのMTUであり、nginx, POST などは直接関係なかったのですが、ngrok的なことやりたい人は同じ現象でハマるケースあると思うので、googlability を考えて記載しています)

詳細

以下は備忘メモ
困ってググった人を拾うキーワードとなることを期待してるので、結論で満足した人は読まなくて良いです

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