アルジェリア旅行について


アルジェリアに行きました

珍しい機会なので、役立ちそうな情報を残します

  1. スマホ+SIM
  2. お金
  3. 移動(タクシー)
  4. 移動(電車)

とはいえVISA取得のハードルが非常に高くそれこそが最大の障壁なので、そこに関するアドバイスが何も出来ない私の戯言は、黄身のない目玉焼きのような感じです。。。

前提: VISAがないと行けない

運良くVISAの取得が出来そうな人も、かなり事前にVISA取得の手続きをしたほうが良いです。結構時間がかかります

私は余裕こいていたらかなりギリギリになってしまい、大使館職員の方にご迷惑をおかけしました

どうやってVISAを取得するかについては残念ながら私は分かりません。私は行きがかり上貰えた…という感じです

スマホ+SIM

スマホが使えないと詰むので早めにSIMをゲットしましょう
アルジェリアは電話文化。アルジェリアの電話番号があったほうが絶対便利なので、現地のSIMを買いましょう

国際ローミングやデータ通信SIMやeSIMやポケットwifiは オススメしません

アルジェリアの国際空港内にSIM買える店があるので、そこで買えば良いです
SIM交換は店員にお願いして、初期設定してもらって、電話番号も店員さんに教えてもらいましょう。電話番号が大事です

空港で買えなかったら、ホテル周りに大体携帯ショップがあって、そこでもSIMが売っています

メジャーなキャリアは以下です
Djezzy: イベント会場に移動基地局来てたり、きめ細かい印象
Ooredoo: 現地の若者からは「DjezzyよりOoredoo」との声。速度早いぽい

値段は時期と通貨レートによりますが、 1,500円/月もあれば現地の人と同様に快適なスマホライフが過ごせます

お金

アルジェリアは現金社会です。現地の通貨DA(アルジェリア・ディナール)が必要ですが日本でDAを手に入れることは出来ません(多分)

現地で ユーロ=>DA という両替が一般的なので、まとまったユーロを持っていく必要があります

空港に銀行があるので、そこで当面のお金を両替すると良いです

銀行よりもレートの良い両替商がいます。法律違反かも知れないのですが、黙認されている空気を感じました

銀行での両替にはパスポートが必要なので携帯していきましょう

移動 : タクシーアプリ

現地のタクシーはボッタクリもいますし、そうじゃなくても料金交渉は疲れます。配車アプリがオススメです

現地SIMをゲットしたら、タクシー配車アプリの「Yassir」をインストールしましょう
登録には現地の電話番号が必要です

このアプリは 「配車 + 料金決定 + 支払い」 まで出来るのですが、現金社会なので「配車 + 料金決定」だけで使って、支払いは現金で行います
アプリで口座登録を求められますが、する必要ありません。なしで使えます。
(コレが分からず初日使えなかった)

使い方は

  1. 目立つ建物の近くに行く
  2. アプリで目的地を設定する
  3. 車のグレードを選ぶと金額が設定される
  4. 運転手さんから電話がかかってくるので今いる場所の名前を伝える
  5. タクシーが来たら乗る
  6. 着いたら決まった金額を払う

タクシーの金額交渉はめんどくさいだけじゃなく、それを念頭に置くと運転手さんとの会話が楽しめないので、Yassir はアルジェリア旅行者の必須アプリと思います

移動 : 電車

慣れたら メトロ・トラム・鉄道・バスが使えます

メトロ: 都心部のみですが、簡単で綺麗でオススメです

トラム: これも比較的簡単に乗れます

鉄道: 本数は多くないですが、遠くまで行くときは使うことになると思います

バス: 完全に上級者向けです。バス網はかなり充実してるので、慣れたら足のように使えるぽいですが、私は現地の方の案内なしに使うのは無理そうです

首都アルジェでは人の流れが バス=>メトロ に移っているようで、バスターミナル周辺がシャッター商店街となり、そこから徒歩5分のメトロ駅前が栄えている という景色がありました

移動 : 徒歩

徒歩は楽しいですが、「夜道は歩くな」と多くの人に言われました

日が落ちたら、ちょっとの移動でもYassirでタクシーを使うのが良さそうです

女性・男性

あなたが男性なら女性に気軽に声をかけてはいけません
あなたが女性なら男性と気軽に二人きりになってはいけません

あなたが男性でも女性でも、女性を勝手に写真に撮ってはいけません

異性に年齢を聞かれたら、その後などでそれとなくパートナーの有無を伝えるのがマナーっぽいです
年齢を尋ねることが恋人候補になりうるかを探るトリガーとなっているようで、かといって年齢聞かれてすぐ 「私はxx歳で恋人がいます」と答えるのも相手に恥をかかせる行為なのでNGだそうで

難しいです

宗教

アルジェリアは殆の方がムスリムです。そして若い人は特に敬虔でこちらの宗教が気になるようでこちらの宗教について聞かれることが少なくありません

そこで説明するのですが、「ウチは仏教」と言ったときにアルジェリアの方が想像する仏教と多くの日本人の考える仏教のイメージにかなり乖離がありました
アルジェリア人の持つ敬虔さをそのまま仏教に当てはめて考えてしまう人が多くてその説明に苦労しました

最終的に私は「良いことをしたら良いことが起こるかもしれないと思う、原始的な信仰に近いものです」というような説明をした際に、相手の持つ印象が実態と一番近いかなという感覚を得ました

宗教を大事にしている人が多いので、自分の宗教感覚を事前に客観視して言語化しておくと色々スムーズに進むと思いますのでオススメです

ホテル

ホテルによるのでしょうが、私の泊まったホテルは タオルやアメニティの提供・シーツ交換などはチップを出さないと行われないので、初日はそれを知らずに大変苦労しました

最初にサクッとチップを払って全部綺麗にしてもらうと快適に泊まれます

(追記: 後からそれは対応した人が悪かっただけ。ちゃんとしたホテルならチップなしでやってくれると教わりました)

ロビーなどのオープンな場では政治の話はNGのようで、ある方は控えるように言われていました
確かに色々なお客さんがいらっしゃるから、良いマナーだなと思いました

無視

お店の人から声をかけられたりすることがあります

日本の感覚だと店員の声掛けを無視するということは当たり前なのですが、アルジェリアの空気を考えるとそれは最悪の行動です

別に売りつけたりされないので、挨拶には挨拶で返しましょう

要らない時に初めて No Thank you を言いましょう


投稿者:

tojikomorin

仕事が固いマジメなシステムのお仕事ばかりなので、趣味でアホなプログラムを書いています。 固いのもアホなのも両方好きです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です