「忙しいが口癖の奴は仕事ができない」を鵜呑みにしてはいけない


「忙しい」が口癖の奴は仕事が出来ない。

これ、結構良く耳にする。
検索して見るとこの説が割と支持されていると分かる。

仕事ができない_口癖_-_Google_検索

でもこれ、鵜呑みにしちゃいけないと思うんだ。「忙しい」を言われたら、言った人を責めずに、むしろ言われた自分自身を反省すべきだと思うんだ。

事例

仕事出来るデザイナーさんが、代理店の某氏に最近の状況聞かれて「いやー、忙しいですね…ちょっと今後も暫く忙しそうです。」と答えていた。

デザイナーさんは「良い案件あったら紹介してくれ、最近マインクラフトしかやってない」って俺には言ってたので、そこそこ暇なはずなんだけどね。

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中高生向け、プログラマーっていう仕事


「プログラマーってどんな仕事?」って中学生・高校生・(たまに小学生)に良く聞かれるので簡単にまとめた。

コレを読んでプログラマーを目指す人が一人でもできたら嬉しい。
そしていつか一緒に何か作りたい。

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男性社会に女性が進出って、無理ゲーだと思った


地域の会議に参加してみた。参加者の95%が女性で、男は俺1人。
そこで超衝撃を受けたので、備忘も兼ねて残しておく。
まず、少なくとも俺の知っている会議は、議題があって、それに適切と思われる答えを出すもので、答えを出すために必要な人間・情報を用意したうえで行われるものだ。

けど、そこにはそんな会議の概念は通用しなかった。

議題が提示される。

概要を理解している中堅社会人なら3分で結論出せるような話。
でも結論は出ない。結論が出ないどころか、結論に繋がるような話も出ない。
それに関連する無難な話がひたすら続いて、だれも踏み込んだ話をしない。
多分大事な情報を持っている人も意図して出していない感じ。

会議のはずなのに、1mmも話が進まない状況に俺は混乱した。
会話は続いているのに、解決に向かって全然進んでいない。

「主婦が多そう…。社会人経験無いとヒヨコ頭になってしまうのか!?」
「実は…。表立って言えない何かがあって、みんな言い淀んでいるのか?」
「地域の闇…。司会者が嫌われてて、これは陰湿なイジメなのか?」

そんな色々な疑念が渦巻いていた時…、やっと気付いた。

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WeChat面白いよWeChat!!!


WeChatが面白い

WeChatが流行っていて意識の高い友人が、インバウンドだー、SNS運用だーって話をしていたので、試しにWeChatを入れてみた。
WeChat使ったビジネスに1mmも興味無い状態で遊んでみて、楽しかったのでみんなにもオススメする次第!

出合い系WeChatとして

WeChatには「発見・シェイク」「発見・近くにいる人」という機能があり、近くにいる人とメシ食いたいとか、誰でも良いから話したいという時に適当な人と話せる。
自分はよく中東系のオッサンとダラダラ喋る。
翻訳機能(Microsoft Translate)が割といけているので、アラビア語と日本語でもなんとなくコミュニケーション出来る。
コレは楽しい!!!

printscreen
会話に困ったらとりあえずアメリカDISかましておけば仲良くなれる。(ヒドイ)

あとは都内にいる中国人の兄ちゃんとか、ちょっと日本語できるので楽しい。
会話に困ったら美味しい中華の店教えてもらうと良いよ。あと、中国人が日本でどんなビジネスやってるかとか。結構インバウンド系の調査してる人なら面白い話聞けると思う!

「出合い系と言いつつ、女の子と出会えないじゃないか!」という問いには「そうだよ」とだけ。
現実世界で女の子に声を掛けて仲良くなれない人は、WeChatに限らず、別にどんなツール使っても無理だから、うまい話を見つけたと思ったらソレは騙されてるかもね。

WeChat気をつけるべき点

たまに「発見・近くにいる人」で、とってもアトラクティブなプロフィールの女性からお声が掛かる。
話してみると、「1時間xx,xxx円でエロいことしまっせ。」的な誘惑をしてくる。
1,000%WeChat上の詐欺なので気をつけよう。
写真と違う人が出てきて、滅茶苦茶な時間を過ごして、凄い金をとられるよ。
「ひょっとしたらマジでこの子がいるのかも…」なんて絶対思っちゃダメ。
自称クロアチア人にクロアチア語で話しかけたらブロックされたw

リサーチツールとして

リサーチツールとしてもやっぱり凄く使えるよ!インバウンド狙ってる人なら絶対使ってほしいな!!
例えば……って思ったけど書くのめんどいので省略。

気になったらWeChat上で tojikomorin をフォローして声掛けてみて。

実際DLしてつかって使わない人は、多分ハウツー見ても、納得&満足して何もしないで終わるもんね。


チーかま美味すぎる


チーかま美味すぎる。プログラマーはチーかまを見直すと良いと思う。

プリっとした食感。チーズの舌触りと香り。

一口目にガツンとしたインパクトは無いけど、その代わりアクのなさから幾らでも食べられる。

高タンパク低糖質でダイエットにも良い!(しらんけど)

ただのかまぼこも美味い。確かに美味いけど、チーかまは醤油も皿も不要。赤いシールをぺろっと剥がしてペリペリーってビニール向いたらReady to eat!
5秒で食える。
まあ、なれないうちは赤いシール剥がすのしくじるから15秒位か。

ポテチも美味い。確かに美味いけど、手がアブラまみれになってスマホの画面がベトベトになるし、カスがパラパラ落ちてキーボードの間に入るしでデジタル世代との相性は最悪。チーかまなら指先は綺麗なまま。カスが飛び散ることもない。

同一フォーマットに魚肉ソーセージというライバルもあるけど、栄養価のためにしゃーなしでラインナップに組み込むことはあっても、「食いたい」って食って「美味かった!」という食後感を味わったことはないんだな。(超個人的だけど)その点チーかまは微妙にテンション上がるポジションを築いている気がする。(超個人的だけど)

チーかま美味すぎる。プログラマーはチーかまを見直すと良いと思う。


「建築家が好き」って人が苦手 ~フランク・ゲーリー展を観て~


「建築家が好き」って言ってる人が苦手でした。

おそらく建築について基本的な勉強をしたこともないであろうに、「建築家が好き」と公言している人を見ると心がざわついてしまったのです。

10年以上前。私は大学生でした。

その頃の私は格好付けて「建築家が好き」と言っていました。

建築家の英語で書かれた本をオシャレな喫茶店で読んでいました。時にはそれを訳知り顔で女の子に話したりしていました。

アルバイトのプログラミングでも「建造物の設計手法をプログラミングに導入すべきだ」と訳の分からない事を口走ったり、作成したアプリケーションの壁紙を「ファサード」と呼んだり、痛々しい行動を繰り返していました。

ある日母が私の下宿先の本棚を覗いて建築の本を見つけました。そして嬉しそうに「○○さんのこと、好きなの!?」と。

これが悪夢の始まりでした。

母は20年以上キャリアのある設計屋でした。共通の話題が少ない息子と新しい話題が出来たと喜び、色々話そうとしました。

……が、いかんせん私は「ファッション建築家ファン」でしか無かったのです。

建築の基本も知らなければ、設計の歴史も知らない。私が本棚に飾ってある建築家がなぜ市場を席巻し、また市場から去っていったのかも知りません。

「ただ、なんとなくオシャレでかっこいい」だけで好きだった。いや、むしろ「その建築家を好きと言っている自分がかっこいい」だけで好きだったのです。

その時の母のがっかりした顔。

あんながっかりした顔をさせたのはいつ以来でしょう。小学校の保護者面談で「トジコモリンくんは思いやりがありません。勉強はできますが育て方に失敗しています」と言うようなことを言われた時以来でしょうか。

母は情けない私を見て、きっと再び自分の子育てを責めたに違いありません。薄っぺらい奴に育ててしまったなと。

その日以来、「建築家が好き」と言っている人がいると心がざわついてしまって直視することが出来なかったのです。その人達に非は1%も無いのですが、自分の黒歴史を思い出して辛かったのです。

 

そして今週。忌まわしき建築家の展示会「フランク・ゲーリー展」へ行ってきました。

たまたま仕事をご一緒している素敵な先輩が行くというので付いて行かせて頂いたのです。

正直何も期待せずに行きました。ひょっとしたらその先輩に自分と同様の底の浅さを見たいという、いやらしい気持ちが有ったのかもしれません。

しかし、展示を見て私の心は大きく動いていました。

社会人経験を経て、大規模なプロジェクトを遂行することの難しさを嫌というほど分かっていた私に、彼の仕事は沢山の気付きと発見を与えてくれました。

人と違うことを考えるのは簡単でも、形にし続けるのは難しいということを、直近のプロジェクトでさえ痛感している私に、彼の生き方は尊敬と感動を与えてくれました。

なんということでしょう。底が浅いことを自認しているにも関わらず、またしても「建築家が好き」と公言しなければならない日が来てしまいました。

ちくしょう。こんなことなら行かなければよかったぜ、フランク・ゲーリー展!!